川越のギャラリー「gallery RooM」(川越市新富町)で6月15日から、画家・藤浪洋子(ふじなみ ようこ)さんの個展「藤浪洋子の部屋」が開催される。
藤浪さんは武蔵野美術大学卒業。二紀展16回入選しているほか、グループ展にも多数出品している。同展では「部屋に飾る」をコンセプトに、絵画や油絵の小品・粘土を使ったアンティーク風のオブジェ・鏡などの手作り雑貨などを展示販売する。
藤浪さんは川越の文化の香りの漂う雰囲気が好きで、よく川越でサイクリングや散歩をするという。「歴史の香りが漂う川越で、ぜひ私の『部屋』をのぞいていただければ」と呼びかける。
藤浪さんは「子どものころから西洋画の普遍性に引かれ、油絵を描くようになり、一貫して人物を描き続けている。憂いを帯びた人の表情や、はかない花に永遠の美しさを表現できれば」と話す。「川越はサイクリングや散歩でよく訪れる場所。歴史のある川越で、散歩のついでに、いろいろな材料を使い、花や女性をモチーフにした色彩の世界を楽しんでいただければ」とも。
営業時間は11時~17時。同20日まで。