川越市の鍛冶町広場(川越市仲町4)で9月24日、「川越の職人と手しごと体験市」が開かれる。主催はNPO法人川越蔵の会。
今なお多くの職人が仕事を続けている川越だが、大量生産、大量消費の社会風潮が高まる中、後継者不足などの問題を抱えている。同イベントは、実際に職人と触れ合い、その技術を体験することで、独自の文化を次世代に継承することを目的に開催する。
当日は、大工による伝統的な木組みで作るジャングルジムや、庭師によるミニ庭造り体験、鍛冶による和釘(わくぎ)作り、木挽き(こびき)によるコースター作り、家具職人による箸作り、瓦店による箸置き作りなど、大人から子どもまで楽しめるワークショップを予定。それぞれの仕事紹介や、蔵造りの建物に関するパネル展示も行う。
開催時間は10時~16時。入場無料。ワークショップは一部有料(100円~800円)。