小江戸蔵里(川越市新富町1)内のレストラン「八州亭」で12月28日、「第3回小江戸蔵里寄席」が開催される。主催は「小江戸川越粋な伝統和芸を守り育てる会」。共催は「まちづくり川越」。
昨年12月に初めて川越で開き、前売り券が完売するなど盛況だったという同イベント。出演者は、落語家5人のユニット「昭和57年会」の春風亭昇也(しょうや)さん、三遊亭志う歌(しうか)さん、笑福亭べ瓶(べべ)さん、立川小春志(こしゅんじ)さん、三遊亭好の助(こうのすけ)さん。同ユニットは、1982(昭和57)年生まれの同い年で、落語界の異なる5つの派閥から集結したメンバーから成る。5人の真打ちの中で―番長い芸歴を持つ笑福亭べ瓶さんは笑福亭鶴瓶さんの最後の弟子。
当日は、芸歴や派閥にこだわらない落語前のオープニングトークの後、出番をじゃんけんで決めるなどして「オリジナリティーあふれる落語会を行う」という。
まちづくり川越業務企画部長の羽根川慎さんは「5人の落語家が川越に戻ってきた。趣ある酒蔵の中で、笑い納めのすてきな時間を過ごしてほしい」と話す。
15 時 30 分開場、15 時 45 分開演(18 時 20 分終了予定)。料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。チケットはセブン-イレブン(マルチコピー機)で扱う。