ハンバーガーをテーマにした食の祭典「小江戸ハンバーガーフェス2024」が12月7日、蓮馨寺(川越市連雀町)で開かれる。
昨年は約3500人を動員した同イベントは、今年で2回目。埼玉と東京のハンバーガー店が各5店、計10店が出店し、投票により埼玉対東京で人気を競う。
今回のテーマは「社会福祉」。川越で、主に統合失調症などの精神疾患を抱えた人を支援する就労継続支援B型「カフェ・ソラーレ」(仙波町2)は、メディアで度々紹介されている川越のハンバーガー店「Mrs.hamburger」とコラボ。「タンドリーチキンバーガー」は限定30食、紫色の見た目が珍しい「スライダーバーガー~ソラーレスペシャルコラボレーション~」は限定90食を提供する。紫色は世界統合失調症デーのシンボルカラー。カフェ・ソラーレが育てた野菜を使って着色しているという。
カフェ・ソラーレ店主の樫村千寛さんは今回のイベント参加について、「一人でも多くの人に統合失調症や精神疾患について知っていただき、私たちの活動を応援していただきたい」と話す。
実行委員長の星野泰宏さんは「川越に一日限りのハンバーガーフェスが帰って来る。昨年来場した人も今年初めての人も、ぜひおいしいハンバーガーからすてきな思い出を作っていただければ」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。ハンバーガーの在庫がなくなり次第終了。