東武東上線新河岸駅西口周辺の街灯で10月末、川越からJリーグを目指すCOEDO KAWAGOE F.Cの応援フラッグ35本の掲出が始まった。
フラッグ掲出は、地域との一体感を深めるための新河岸駅中央商店会とのコラボレーション施策の一環。商店会50周年を機に、老朽化した街灯フラッグを刷新するために企画。川越の街をさらに魅力的にすることを目指して実施する。
フラッグデザインは、同クラブカラーを基調にしながら、クラブエンブレムや新河岸の象徴である舟運のシルエットを取り入れた。これにより、「地域のアイデンティティーを表現し、通行人に親しまれる街並みを演出する」ことを目指すという。
同プロジェクト実現に向け、同クラブは武蔵野銀行のクラウドファンディングプラットフォーム「IBUSHIGIN」で支援を呼びかけた。50万円の目標金額に対して約71万円が集まり、目標142%達成。集まった資金の一部を、新河岸地域の小学校へのサッカーボール贈呈、駅周辺の老朽化した街灯照明の補修に充てる。
同クラブの有田和生社長は「創設時より今日まで、新河岸駅ロータリーの除草作業をはじめ、新河岸駅中央商店会とはさまざまな地域活動を共にさせていただいてきた。当クラブとしても目指してきたフラッグ掲出の最初の一歩を新河岸の皆さんと踏み出せたことをうれしく誇りに思う。新河岸駅前フラッグを見に、現在のサポーターはもちろん、未来のサポーターにも訪れてもらうきっかけとなれるよう、クラブとしてもさらに成長していきたい」と意気込みを見せる。