川越に3月30日、地元食材を使った菓子を中心に提供する和菓子店「彩乃菓(あやのか)」(川越市連雀町)がオープンした。
蓮馨寺(同)から徒歩1分の場所にある同店。1階の販売スペースは白を基調としたたたずまいで、2階にはテーブル席、カウンター席合わせて20人ほどを収容できるカフェスペースを備える。入り口近くのスペースでは地元陶芸家による食器の展示販売や、お茶などの販売を予定する。
提供する菓子は、河越抹茶を使った「濃茶大福」(180円)や地元酒造「鏡山」の酒かすを使った「酒饅頭(まんじゅう)」(190円)など、地元の素材を積極的に使っている。「地元の人と一緒にこの街を盛り上げていきたいという思いがあるため、地元食材を積極的に使っていくことにこだわっている」と、社長の小島淳一さんは話す。
「和菓子は季節感が表れるお菓子。今の時期は桜を使った大福やまんじゅうも提供している。四季の彩りと菓子の彩りをうまく表現し、季節ごとに変わる和菓子を楽しんでいただければ」とも。
営業時間は10時~17時30分。水曜定休。