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ふじみ野で地域医療の講演会 住民の顔見える関係づくり目指す

前回講演会の様子

前回講演会の様子

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 大井中央公民館(ふじみ野市大井中央)で7月21日、地域リハケアネットワークによる市民公開講演が行われる。後援は、ふじみ野市。

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 同ネットワークは、ふじみ野市を中心に医療や介護に関わる事業所が集まって2008年に設立された。住民との顔の見えるシームレスな関係づくりを目的に36団体が参加し、地域医療に貢献している。今回で10回目の講演となる。講師は同ネットワーク発起人でもある富家病院院長の富家隆樹さんが務める。

 講演後には、市民交流会が行われる。各事業所の担当者と交流できるほか、市で推奨している「ふじみんぴんしゃん体操」の紹介や嚥下(えんげ)食の調理と試食、認知症の人が安心して過ごせる「オレンジカフェ」の案内などさまざまなコーナーが用意される。認知症サポーター養成講座を受けることもでき、受講者には「オレンジリング」が渡される。

 実行委員長の瀧村友貴さんは「今回は節目の10回目。講演だけでなく体験コーナーも充実している。最新の医療介護の機器に触れることができ、中でもVR機器を使用した認知症体験はテレビで取り上げられたものであり、認知症の方への理解が深まると思う。医療や介護に関わる多くの事業所の人と顔を合わせて話せる機会であり、ぜひ多くの方にご参加いただきたい」と呼び掛ける。

 講演前には、川越CLEAR'Sによるミニライブが行われ、会場を盛り上げる。

 開場は12時15分。開演は13時。定員は600人。参加受付は、電話(049-293-8222)またはFAX(049-293-8227)で。

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