埼玉県比企郡川島町のカフェ「Smile Cafe 1/2」(比企郡川島町下八ツ林)で12月1日~26日、熊谷市のNPO法人「ゆりかご」(熊谷市大塚)のスタッフ、メンバーによるアート展示会が開催された。
社会福祉法人ウイングが運営する同カフェ。就労継続支援B型という障がい福祉サービスを利用し、障がいを持つスタッフが自身の長所を生かして働ける場所を提供。さまざまな障がいを持つスタッフが勤務し、カフェでの仕事を通じて一般就労に必要な技術、知識を養っている。
同カフェでは毎月店内の壁やスペースを使い、アート企画展を行っている。12月には熊谷市のNPO法人「ゆりかご」のスタッフ、メンバーによる絵画の展示会が行われ、店内の壁一面に絵画を飾った。来店していた女性客からは「毎月変わる壁のアート作品が楽しみ」との声が上がった。
職業指導員の山岸信人さんは「社会福祉法人が運営しているカフェということももちろん特徴だが、提供している料理にも自信がある。日替わりランチプレート(880円)は特にお薦め」と話す。同日提供したランチプレートは、鶏肉とダイコンのコンソメ、イタリア風オムレツ、キノコとベーコンの洋風炊き込みご飯、ジャガイモのミートグラタンに、サラダ、スープ、日替わりデザートが付いた。
山岸さんは「店名には笑顔や幸せを分かち合うという意味も込めている。店内のアート展示は無料でできるので、さまざまな方に利用してもらいたい」と語る。
営業時間は11時~16時30分。日・月曜定休。