川越市の小江戸鏡山酒造(川越市仲町)が11月20日から、新商品「鏡山 純米新酒搾りたて」「鏡山 純米活性 ボルケーノLv.1」の販売を始めた。
「鏡山 純米新酒搾りたて」は埼玉県唯一の酒造好適米「さけ武蔵」を麹(こうじ)米に使った生酒。同酒造からは平成27酒造年度最初の商品となる。秋に収穫されたばかりの新鮮な酒米を使った冬季限定の商品。
「鏡山 純米活性 ボルケーノLv.1」は埼玉県産のコメ「彩のみのり」を使い、粗越しした醪(もろみ)を瓶に詰めた。瓶内で酵母が生きているために味が変化するのが特徴で、当初は甘みが強いが、時間がたつごとに徐々に辛口の味わいへと変わる。長期間放置することにより2次発酵が起こるため、瓶から濁り酒が勢いよく吹き出す恐れのあることから「ボルケーノ」の名が付けられた。「味の変化のスピードが速いため、購入後は速やかに飲むのがおすすめ」という。
いずれも、川越市をはじめとする埼玉県内や、東京、静岡、大阪、兵庫などの百貨店、酒屋で販売する。「鏡山 純米新酒搾りたて」は1.8リットル=3,240円、720ミリリットル=1,620円、「鏡山 純米活性 ボルケーノLv.1」は600ミリリットル=1,620円。