小江戸川越一番街で1月22日、PDWC高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会参加の高校生らが着物散策を行った。
同イベントは、1月18日から25日に埼玉県と新潟県で開催されているPDWC高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会の一環。
同大会は、選抜された日本の高校生たちと、世界十数カ国のトップ校から招いた高校生たちによるパーラメンタリーディベートを通して国際文化交流を行う。グローバル社会で活躍できる人材の育成のため、日本の高校生と多様な文化背景を有する同世代の海外の高校生らが英語で真剣に意見を主張し切磋琢磨(せっさたくま)し、将来国際社会で活躍する能力を身に付け、一生涯の友情を育む機会を提供することを目的としている。同大会は3回目となる。
当日9時、氷川会館(川越市宮下町)に参加者(男女90人)が集合。着物に着替え、氷川神社から一番街周辺を一周した。参加国は、オーストラリアなど12カ国。日本は12校が参加。埼玉では、埼玉県立浦和高等学校、栄東高校の生徒が参加している。
着物提供と着付けを担当した「川越着物レンタル柚屋」(仲町)の担当者は「あいにくの雪だったが、初めての雪を体験した参加者も。着物で雪の舞う菓子屋横丁や時の鐘など歴史的な街並みの中を散策。他校の生徒と交流を深めた参加者は、寒かったがとても貴重で素晴らしい経験だったと話していた」と話した。