蓮馨寺(川越市連雀町)で12月31日、今年も市民と共に除夜の鐘がつかれる。
蓮馨寺の除夜の鐘は年末の恒例行事。深夜から年明けにかけて参拝者が集い、初詣を兼ねる人も多い。同寺の坊主は、「おそらく鐘楼(しょうろう)ができた当時から除夜の鐘をついていた。少なくともここ数十年は毎年行っている」と話す。
銅鐘は1695(元禄8)年に製造された歴史あるもので、1893(明治26)年の川越大火でも焼失せずに残った。1958(昭和33)年には市の有形文化財に指定された。
23時30分ごろより参加者の整列が始まる。参加無料。希望者には甘酒が振る舞われる。