
一般社団法人「DMO川越」(松江町2)が10月、ふるさと納税の体験型返礼品として「川越まつり 山車曳(ひ)き体験」を開催する。
約370年の時代を超えて受け継がれる川越市最大の行事として、毎年約70万人が訪れる「川越まつり」。今年は16台の絢爛(けんらん)豪華な山車が曳行(えいこう)される。そのうちの1台、脇田町の山車を実際に綱で曳き、まつりの熱気とともに川越まつりを「体感する」特別な企画となる。参加者には町内の手拭いや川越まつりの魅力をまとめた冊子も進呈する。
同法人担当の澤口さんは「川越まつりは江戸時代から続く川越市最大の祭礼で、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。多くの来訪者に見て楽しんでいただいているが、DMO川越では、川越まつりを『見る』だけでなく『体感する』ことを通して、川越の伝統や文化をより深く理解していただくことを目的に、脇田町自治会と当企画を立ち上げた」と、経緯について話す。「ふるさと納税の体験型返礼品として提供することで、地域の文化継承への関心と支援の輪を広げることも狙い」とも。
開催日は10月18日・19日の2日間の中で3パターンを」用意。寄付額は2万円。25人限定。