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川越・一番街にフレンチレストラン「ルパ」 ホテル出身シェフが独立開業

フレンチレストラン「Le repas(ルパ)」オーナーシェフの牛田育己さん

フレンチレストラン「Le repas(ルパ)」オーナーシェフの牛田育己さん

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 フレンチレストラン「Le repas(ルパ)」(川越市幸町)が川越・一番街にオープンして、6月1日で2カ月がたつ。

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 オーナーシェフの牛田育己さんは川越出身。帝国ホテルのフレンチレストラン「レ セゾン」などで経験を積んだ。独立後は地元で店を持つことを目標に、2023年は友人と「ビストロ蔵楽」(脇田町)の共同経営をスタート。今回、念願だった自身の店をオープンした。

 季節のランチプレートが人気だという同店。メインは旬鮮魚(3,080円)、牛カイノミ肉(3,850円)、オマールエビ(半身=3,960円、1尾=4,620円)から選び、プレートには旬の食材を使った品を並べる。5月はそら豆のスープ、春キャベツのムース、低温調理したホタテ、川越産サツマイモのモンブランなどを用意。ディナーは「Degustation(デギュスタシオン)コース」(7,700円)と「Haute Couture(オートクチュール)コース」(1万3,200円)。小野農園(下赤坂)の野菜や川越総合高校(小仙波町5)が育てた埼玉県のブランド鶏「タマシャモ」など、地元の素材もふんだんに使う。鮮魚は、「旬の魚やその時々の状態の良い魚を、業者から情報を聞きながら仕入れる」という。野菜も余すことなく使い、細かく刻んでソースを作るなど、ほとんどのソース類も手作り。デザートも牛田さんが手がける。

 開店以来、観光客に加え地元客の利用も多かったという。牛田さんは「フレンチレストランは小さな子ども連れを断る店も多いが、当店は歓迎。ベビーカーを押すファミリーでも気軽に来店できる店を心がけている」と話す。「今後も川越を訪れる方や地元の方に、気軽に『おいしいフレンチ』を楽しみながら、くつろいでもらえる店を目指す」と意気込む。

 営業時間はランチ=11時30分~16時、ディナー=17時30分~22時30分。月曜定休。

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