
川越の菓子店「くらづくり本舗」(川越市久保町)が現在、ひなまつり上生菓子を限定販売している。
同商品は「男雛(おびな)」「女雛(めびな)」「手鞠(てまり)」の3種類の生菓子のセット。男雛は白の練切餡(あん)に緑色の練切餡の着物を巻き、練切製の顔・髪・笏(しゃく)を付けて表現。女雛は薄紅色の練切餡の着物を巻き、練切製の桜の髪飾りと扇を付け、「かわいらしい」ひな人形を表現する。
同店広報担当の中野友紀子さんは「3月3日は3が重なることから『重三(ちょうさん)の節句』とも言われ、季節の変わり目で災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていた。桃の木が邪気を払う神聖な木と考えられていたため、桃の節句と言われるようになった」と話す。「かわいいお嬢さまの桃の節句・ひなまつりのお祝いやおやつに、ぜひ楽しんでいただければ」とも。
価格は1セット1,000円。受注生産のため、店頭か電話で要事前予約。