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「これからの川越観光を考えよう」 シンポジウムとワークショップ開催へ

DMO川越の秋山さん

DMO川越の秋山さん

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 「これからの川越観光を考えよう!」と題したミニシンポジウムが2月7日・8日に蓮馨寺(連雀町)で、ワークショップが2月16日に川越市産業観光館「小江戸蔵里」ギャラリー(新富町1)で、それぞれ開催される。

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 近年多くの観光客が川越に訪れにぎわいを見せているが、一方で混雑やマナーに関する課題が生じ、地域の暮らしに影響を及ぼしている場面が増えている。このままでは、住民や事業者、来訪者との間で築かれてきた良好な関係が損なわれる可能性もあるという懸念から、「消費されるだけの観光ではなく、それぞれが川越の本来の魅力を見つめ直し、みんなで川越の宝を大切に育み、次の世代へと受け継いでいく取り組みが必要なのでは」という背景から、今回のイベント開催が決まった。

 ミニシンポジウムでは、立教大学観光学部准教授の西川亮さんが「観光を多角的に捉え川越の観光を考える」、京都市観光協会の堀江卓矢さんが「京都観光モラルの普及啓発に至るまでの経緯」の演題で講演を行い、その後、座談会を開く。

 ワークショップでは、西川さんの講話後に、「川越で大切にしていきたいモノやコトは何だろう?」「自分事としてできることは何だろう?」をテーマに話し合う。

 主催団体の一つで、一般社団法人「DMO川越」の秋山修志さんは「観光を通じて川越の魅力や未来を一緒に考えてほしい。地元の事業者、住民、来訪者、観光に関わる団体が、互いを思いやりながら、これからも川越をすてきな街として発展させていくためにはどうすればいいのか。先進的な事例も参考にしながら、自分たちにできることをみんなで話し合えれば」と参加を呼びかける。

 シンポジウムの開催時間は19時~21時30分。参加無料。各回先着80人。両日とも同内容。ワークショップは18時~20時30分。先着30人。要事前申し込み。

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