川越市からJリーグを目指すサッカーチーム「COEDO KAWAGOE F.C」を応援する企画として、「声磨きワークショップ」が6月から7月にかけて計4回、開催される。主催は明治安田生命川越支社、共催は川越市、川越市社会福祉協議会。
同企画は、川越市と明治安田生命との包括連携協定に基づく連携事業の一環として、川越市民に向けた健康づくり・介護予防を目的に企画。声を磨いて健康になるだけでなく、磨いた声を生かして「COEDO KAWAGOE F.C」の選手に声援を送ることで地域住民の健康増進を図りながら、スポーツやサッカーに興味関心のない高齢者層が興味を持つきっかけを作ることで新たなファン層を開拓することも目指す。
ワークショップを担当するのは、同クラブのスポンサーを昨年から務めるボイスクリエーションシュクル(さいたま市浦和区)。「声の力で日本を元気に」をミッションに、コミュニケーションの架け橋となる「声」を磨く独自開発メソッド「声磨き」の普及啓発を推進している。全国で年間1000講座・累計3万人が受講するという「喉を鍛える健康声磨き」は、呼吸・嚥下(えんげ)・発声の3つの機能が集中している喉を鍛えるもの。
さらに、自己表現のツールである「声」に向き合いトレーニングを重ねていくことで、「張りのある声を手に入れて自信を取り戻すことができ、シニアライフの自己効力感を高めQOL(クオリティーオブライフ)を保つ一助にもなる」という。川越市で声磨きワークショップが開催されるのは初。
ワークショップでは、喉や声の不調を感じている人を対象に「喉を鍛える健康声磨き」の実践トレーニングを行う。併せて、同クラブの応援チャント練習も行う。
同企画担当者は「声磨きワークショップをきっかけに地元川越からJリーグを目指すサッカーチーム・COEDO KAWAGOE F.Cを応援しようと、地域の高齢者にも気軽に試合に足を運び会場で思いきり声を出すことで、社会参加や地域とつながる機会となれば」と参加を呼びかける。
開催日は、6月28日、7月4日・8日・10日。開催時間はいずれも10時~11時30分。1日のみの参加も可能。会場は6月28日、7月4日はオアシス川越市総合福祉センター(小仙波町)、7月8日・10日は、明治安田生命川越支社(脇田本町)。受講無料。申し込みはWebサイトから。