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川越でランチツアー クラブツーリズムと女子栄養大生がコラボ企画

女子栄養大学食文化栄養学科の学生

女子栄養大学食文化栄養学科の学生

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 クラブツーリズムが提供するツアー「旅する47カフェランチ」の一環で、川越の南古谷エリアの食や歴史を楽しむプランが7月6日、催行される。女子栄養大学、小江戸南古谷農園(川越市久下戸)、芋家るーと(久下戸)のコラボ企画。

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「旅する47カフェランチ」は、さまざまな体験や食、まち歩きを通してその土地を知ることをコンセプトにしたツアー。今回の企画は同大食文化栄養学科の「地域観光ビジネス論実習」の授業の一環。授業ではクラブツーリズムの社員が講師を務め、観光に関する基礎知識や旅行会社が取り組んでいる観光ビジネス、食を通じた地域活性について学び、「顧客体験価値」について理解を深める。同プランは、学生が「小江戸南古谷農園」「芋家るーと」を訪問し、生産者の思いや取り組み内容について直接話を聞き、体験などのフィールドワークを通して企画演出を考えた。

同ツアーでは、氷川神社や瀧岩院などを巡るほか、小江戸南古谷農園で栽培された野菜と黒米を使った弁当と真菰(まこも)茶、芋家るーとではつぼ焼きの焼き芋の食べ比べなどを楽しむ。目玉は、小江戸南古谷農園、芋家るーと、女子栄養大学のコラボスイーツ「黒米パウンドケーキひんやり芋スイーツ」。芋家るーとの冷たい「けずり芋」に、小江戸南古谷農園の黒米パウンドケーキ、学生が考案したクッキーを添えたパフェ風のスイーツ。

4年生の一人は「小江戸と呼ばれる川越を訪れる観光客は外国人も含め激増しているが、まだ観光客が少ない南古谷エリアの田園風景や食などの隠れた魅力を観光資源として発掘することで、将来的にオーバーツーリズムの課題解決つながることを期待した。南古谷の新しい魅力を一緒に探していただければ」と参加を呼びかける。

クラブツーリズムスタッフで、同大で講師を務める井原優さんは「地域に根差した事業者の方々の思いやこだわりの食体験、のどかな田園風景をのんびりと散歩しながら楽しんでほしい」と話す。

当日は、JR川越線「南古谷駅」改札口前に10時集合。参加費は5,400円。予約はウェブサイトで受け付ける。

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