食べる 見る・遊ぶ 学ぶ・知る

「小江戸川越 食の魅力再発見の旅」ツアー催行へ 世界農業遺産の見学も

「落ち葉堆肥農法」に使われる落ち葉から作られた堆肥

「落ち葉堆肥農法」に使われる落ち葉から作られた堆肥

  • 0

  •  

 川越エリアの観光ツアーを企画している「彩いろまち研究所」(川越市新宿町6)が11月18日、川越の食について学びながら楽しめるツアー「小江戸川越 食の魅力再発見の旅」を催行する。

[広告]

 「食の魅力を通じて、より川越を好きになってほしい」という思いから企画したという同ツアー。大木農園(下松原)で、7月に関東初の世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を見学し、その畑で作られた旬の里芋の収穫を体験するほか、ミオ・カザロ(谷中)で「小江戸黒豚」を使ったソーセージ作りも体験する。収穫した里芋と手作りのソーセージは、バーベキューで味わえる。その後、松本醤油(しょうゆ)商店(仲町)で約250年続く蔵元の見学ともろみの試食を行い、小江戸鏡山酒造(仲町)では川越唯一の酒蔵で作られた日本酒を有料で試飲できる。

 同社ツアー担当の西村綾美さんは「従来の川越のツアーは、蔵造りの町並みをはじめとした中心市街地を散策し、その後、ほかの市町村に移動してしまうものが多く、滞在時間も短いものがほとんどだった。実は中心部を離れたところにも川越の魅力はたくさんある。その魅力をもっと知ってもらいたい」と話す。「観光客の方にはもちろん、近隣の方にも、ぜひ参加していただければ」と呼びかける。

 対象は4歳以上。未成年は保護者の同伴が必要。料金は、大人(中学生以上)=1万3,000円、子ども(4歳~小学生以下)=9,800円。申し込みは11月8日12時まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース