食べる 見る・遊ぶ 暮らす・働く

「カワゴエプレミアム」2号 市内50カ所で配布開始

ずっと取っておきたくなる美しさ

ずっと取っておきたくなる美しさ

  • 0

  •  

 櫻井印刷所(川越市元町2)が制作したフリーペーパー「kawagoe premium (カワゴエプレミアム)」2号が現在、市内で配布されている。

[広告]

 同社は1924(大正13)年に創業した老舗印刷会社。昨年10月、櫻井理恵さんが4代目社長に就任し、同月、「小江戸にくるひと、住まうひと。」をテーマに掲げ同誌を創刊した。川越祭りの準備をする志多町の人々に密着した創刊号は質の高い内容と美しい写真で話題になり、すぐに入手困難になった。

 今回配布を始めた第2号は、表紙にアトリエなんとうり(川越市元町1)の鮮やかな糸の写真を使う。特集「川越の手仕事」では、その糸を使い機織りをするテキスタイル作家・山本さとこさんや、荒井風呂桶(ふろおけ)店(川越市喜多町2)の3代目店主・荒井修一さんの職人技などを紹介。歴史や伝統を感じさせるものだけでなく、新しくできたカフェ、レストラン、セレクトショップ、雑貨店などの記事も川越に住む人の視点で紹介している。

 櫻井さんは「川越に来る人のためのガイドブックはたくさんあるが、住んでいる人に向けたものがあまりない。例えば創刊号では見ることができない川越祭りの支度を通じて、地元の祭りへ懸ける意気込みをしってもらいたいと思った。地元ならではの視点の切り口を見せたい。川越の人にこそ、もっと川越を知ってもらいたいし、それが地域活性化につながると思う」と語る。

 B5判フルカラーで、全52ページ。表紙にはサトウキビを原料とするGAバガスシュガーを使うなど、印刷会社として仕上がりにこだわっているという。

 札の辻交差点にある同社店頭、小江戸川越観光協会(元町1)、小江戸蔵里(新富町1)など市内約50カ所で配布されている。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース