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蔵づくりの街並みを再現したブロック作品 川越まつり控え「江戸型山車」ナノブロックPR

「ナノブロック」で制作した一番街

「ナノブロック」で制作した一番街

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 まるひろ川越店(川越市新富町2)正面入り口に現在、川越の街並みを「ナノブロック」で再現したジオラマが展示されている。

ナノブロックで再現された時の鐘

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 「ナノブロック」は、カワダ(東京都新宿区)が2008年から販売するブロック玩具。1月に発売した「日本の情景シリーズ」の「江戸型山車」は、川越まつりからヒントを得て商品化した。

 15日・16日の「川越まつり」開催に伴い、「江戸型山車」の販売PRも兼ねて、時の鐘、埼玉りそな銀行(旧第八十五銀行)など川越のランドマークをブロックで再現。一番街付近を中心に、鐘つき通り商店街に並ぶ豆腐店やうどん店、鮮魚店などの店舗も表現している。

 制作を担当した同社販売促進課の藤木さんは「写真だけではスケールがわからないので、航空写真や地図なども参考に作った。本来の目的と違う部品から作っているため、実際の色に近づけるのが難しかった」と話す。制作時、時の鐘は修繕中だったが、写真を頼りに普段は見えない薬師神社やブランコ、鉄棒なども作ったという。

 「埼玉りそな銀行は一部写真に残っていない部分があり、現地に足を運んだが確認できず、航空写真を頼りに10時間程度かけて作った。特徴的な形をしているため、微調整を何度も繰り返した」とも。

 ジオラマのサイズは横幅88センチ、奥行き28センチで、主に100~200個のブロックで作られた建物を30個以上設置。周囲の人物や樹木などもブロックでできている。

 営業時間は午前10時~午後7時。10月18日まで。

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