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文京学院大学、「おうちゃ時間プロジェクト」で医療従事者を支援

文京学院大生が松澤園と共同開発した「おうちゃセット」

文京学院大生が松澤園と共同開発した「おうちゃセット」

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 文京学院大学(文京区向丘/ふじみ野市亀久)の学生らが、新型コロナウイルスの影響による外出自粛の長期化を受け「すてきなおうち時間を過ごしてほしい」と「おうちゃ時間(=「おうち時間」×「お茶」)」プロジェクトを立ち上げた。

「おうちゃセット」に入れた学生のオリジナル塗り絵

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 埼玉県の老舗日本茶店「松澤園」(ふじみ野市上福岡1)と共同開発した「おうちゃセット」には、「毎日不安な状況で過ごす方々に向けて、こんな時だからこそ大切な人たちとのつながりを感じてほしい、有意義なおうち時間を過ごしてほしい」と、学生が考案した「オリジナル塗り絵はがき」を同封した。

 松澤園ECサイトで限定販売した「おうちゃセット」は既に完売しているが、「おうちゃ時間プロジェクト」では今後もさまざまな企画を展開していく予定。

 「おうちゃセット」の売上金全額(送料を除く)を「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)へ寄付する。学生代表は「最前線で闘う医療従事者や苦しい思いをしている方々に対して、何か支援したいという思いがあった」とプロジェクトを振り返る。

 プロジェクトは新型コロナウイルス感染拡大防止のため全てリモートで進行。オンライン会議とメッセージアプリを活用し、非対面でも細かい意見交換を行ったという。

 プロジェクトを立ち上げた「ブレーメンズ」は、2011年東日本大震災直後に「被災地のために何かできることはないか」と同大生らが発足。学生が中心となってさまざまなプロジェクトを行い、売り上げを支援団体へ寄付する活動を行っている。

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