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江戸末期と現代を重ねた「川越城下かさね地図」 小江戸散策のお供に

「川越城下かさね地図」の表紙

「川越城下かさね地図」の表紙

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 櫻井印刷所(川越市元町)が6月1日、「文星舎 」ブランドで「川越城下かさね地図」を発売する。

江戸末期と現代を重ねた「川越城下かさね地図」 小江戸散策のお供に

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 同書は、江戸時代末期の川越城下図と現代地図を重ね江戸時代後期の川越城下を再現。透けるトレーシングペーパーに古地図を、その下の用紙に現代地図を印刷。原図は狩野文庫「川越城下図」。原図は江戸末期のもので、当時の武家の居住所などが記載されている。

 原図は近代測量に基づいていないため、明治前期の「第一軍管地方二万分一迅速測図」を参照。現代の地理も参考に作成したという。

 地図は川越城周辺、一番街周辺、喜多院周辺の3部に別れ、コラムも掲載している。

 櫻井印刷所の担当者は「風情のある和とじの地図。コラムやスポット紹介もあるので、読み物としても楽しめる地図となっている。古き街の姿をイメージしながら、小江戸散策を楽しんでいただければ」と話す。

 仕様はB4・28ページで、価格は3,300円。同社で販売するほか、メールと電話で予約も受け付けている。

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