川越に「トリック3Dアート」ミュージアム オリジナル作品など30点

展示作品「時の鐘に登る」

展示作品「時の鐘に登る」

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 川越に3月31日、トリックアート作家・服部正志さんが手掛ける東日本初の参加型アートミュージアム「トリック3Dアート in COEDO」(川越市元町)がオープンした。

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 トリックアートは、3次元的な世界を壁や床に描くことで現れる立体感を楽しむアート。伝統的な遠近法の描写技法やアナモルフォーシス(ゆがみ絵)の技法を使う。カメラを通して見たとき、超現実的な世界が見えるように計算されている。逆遠近法などを使って錯覚効果を体感できる彫刻作品や動画作品もある。

 服部さんは、NHK「高校講座美術1(錯覚を楽しむ)」、日テレ「世界の果てまでイッテQ!」、ドイツの人気テレビ番組「ガリレオ」など多数出演。2017年夏に川崎市市民ミュージアムで行ったイベントはヨーロッパなど世界のメディアでも取り上げられた。

 同館では約30作品を展示。時の鐘をモチーフにした「時の鐘に登る」、菓子屋横丁を題材にした「菓子屋横丁の子犬」など小江戸・川越オリジナル作品もある。作品と共に写真撮影ができる。

 同館担当者は「写真を撮り合って参加できるミュージアム。ファミリー、カップルなど老若男女、海外の方も楽しめる作品が展示されている。SNSとの相性も抜群で、旅の思い出として写真を多数残せる」と話す。

 営業時間は10時30分~17時30分(水曜は13時~、最終入館は17時)。火曜休館。入場料は大人(高校生以上)=700円、小人(4歳~中学生)=500円、3歳以下無料。4月27日まではオープン価格(大人=600円、小人=400円)を適用する。

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