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「川越昭和の街」がインスタグラム活用 大学授業と連動して街おこし

学生が作成したSNS用の写真フレーム

学生が作成したSNS用の写真フレーム

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 川越市の連雀町交差点から仲町交差点に至る中央通り商店街、通称「川越昭和の街」が、インスタグラムを活用して街おこしを行っている。

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 インスタグラムは、写真や動画を、家族や友人と共有するソーシャルネットワーキングサービス。2017年4月に全世界で利用者数が7億人を超え、日本でも利用者が拡大している。

 同商店街では6月にインスタグラムの公式アカウントを作成した。トシノコーヒー(川越市連雀町)のスタッフ・高田亜矢さんが中心となって運営し、各店舗の今を写真で伝えている。「商店街で公式にインスタグラムを活用するのは、川越では初めての試み」と高田さん。

 今回の試みは、小瀬博之教授(東洋大学 総合情報学部)の地域プロジェクト演習とも連動している。学生が作成したSNS用の写真フレームを各店舗に置き、それを使った写真をインスタグラムに投稿してもらう狙いだ。学生と協力して、若者への認知と集客を図る。写真フレームの設置は17日まで。

 高田さんは「若い人は今、インスタグラムをコミュニケーションツールとして使っている。『昭和の街』にはカメラマンが多く集まるので、協力してもらいながら写真を撮っている。商店街全体が盛り上がるきっかけになれば」と話す。

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