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県指定文化財「南大塚の餅つき踊り」 西福寺で踊りながら餅をつく祝福行事

過去開催の様子

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 川越市の西福寺(川越市南大塚2)で1月8日、「南大塚の餅つき踊り」が行われる。

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 毎年、成人の日の前日に行われている同行事。数人で臼を囲み踊りながら餅をつくもので、裕福な家の七五三祝いに呼ばれて餅をついたのが始まりとされている。当時は、家の庭から踊りながら餅をつき、臼を引きずって菅原神社(同)に参詣したため「引きずり餅」とも呼ばれていた。現在は新年の恒例行事となり、県指定文化財にも認定されている。

 大釜で蒸したもち米を臼に入れると、「ヤレヤレ」のはやし言葉を合図に餅つきが始まる。ナラシ・ネリ・ツブシ・6テコ・3テコの行程を歌に合わせて6~8人で行い、最後にアゲヅキで仕上げる。西福寺から菅原神社まで、臼に綱を付けて引きながら餅をつく「引きずり餅」の場面もある。

 餅つきは1回当たり20~25分程度で、続けて4回行う。ついた餅は見物客に振る舞う予定。

 開催時間は12時30分~。雨天決行。

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