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川越・くらづくり本舗で川越リアートプロジェクト表彰式 大賞作品は商品化

受賞者と関係者の集合写真

受賞者と関係者の集合写真

 川越の菓子店「くらづくり本舗」と障害者アート支援団体の一般社団法人「リアート」によるコラボ企画「オリジナル巾着デザインアート作品募集」の表彰式が4月6日、同店本店(川越市久保町)で開かれた。

川越の菓子店「くらづくり本舗」と一般社団法人「リアート」によるコラボ企画「リアートプロジェクト」

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 同企画は、障害の有無に関わらず多様な表現を社会につなげることを目的に作品を募集。2025年8月から9月にかけて市内外から約30件の応募があり、両者で審査を行い各賞を決定した。

 大賞には、川越市の甲村哲之進さんの作品「おおきくなぁれ」を選出。「みずみずしい緑を基調とした色使いが特徴で、初夏にふさわしい作品」と評価し、商品化が決定。色彩賞には吉川市の飛鳥凪さんの「花笑う」を選んだ。「明るく楽しい色使いが印象的で、見る人の気持ちを前向きにする作品」として評価を集めた。製造部長賞は所沢市の山高香澄さんの「えかきうた」。「印象的な色彩と躍動感のある表現が、活発さや明るさを感じさせる点が評価された」という。審査員特別賞には川越市の杉田大河さんの「うまい~と満足の馬」を選出。前回のコラボ企画で採用された実績を持つ作家で、伸びやかな表現とユーモラスな作品が来場者の笑顔を誘った。リアート賞は時永蒼生さんの作品「彩鳳」。「柔らかな色彩が重なり合い、風が通り抜けるような流動感とエネルギーを感じさせる抽象表現」が評価されたという。

 同企画は、2024年に実施した第1弾「福猫巾着」に続く第2弾。前回は約1カ月で完売するなど好評を博し、今回も商品化を通じて障害者アートの新たな価値創出を目指す。

 同店広報担当の中野友紀子さんは「今回の取り組みは、大きな学びと気づきの機会となった。この取り組みを、より多くの皆様に知っていただき、より多くの企業へと広がり、さまざまな形でつながっていくことで、新しい優しさの循環が生まれていくことを願っている。今後も和菓子を通じて、人と人、思いと思いをつなぐ取り組みを大切にしていく」と話す。川越観光親善大使で同法人代表理事のヴェソラウスキー阿里耶さんは「市内外からたくさんの応募があり、多くの才能の存在に気づくことができた。授賞式では保護者から話を聞く中で、描くことは楽しみややりがいだけでなく、呼吸や食事のように生きるための行動だと感じた。作品だけでなく、アーティスト一人一人のストーリーも発信していきたい」と話す。

 大賞の巾着商品は4月17日から販売開始。

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