狭山セコムラガッツが2026年2月と3月、NTTジャパンラグビーリーグワン公式戦2試合を川越運動公園陸上競技場（川越市下老袋）で開催する。

　川越市内の競技場でリーグワン公式戦が行われるのは初めて。開催されるのはDIVISION3の第6節と第10節。第6節は2月15日にクリタウォーターガッシュ昭島と対戦し、第10節は3月29日に中国電力レッドレグリオンズと対戦する。

　狭山セコムラガッツは埼玉県狭山市を拠点とするラグビーチーム。川越市とは、トップリーグが創設された2003年から川越市ラグビーフットボール協会と連携し、ラグビーの普及活動に取り組んできた。

　山中善紀常務は「川越市は狭山市の隣に位置し、埼玉県内でも人口規模の大きい都市。今回の試合を通じて、市民の皆さんに活力と感動を届け、ラグビーの発展に貢献したい」と意気込みを見せる。

　森田初恵市長は「プロ・トップスポーツの持つ力は、まちに元気をもたらす。今回の試合を通じて、市民がラグビーに触れる機会が生まれることを期待している」と話す。

　川越市ラグビーフットボール協会の佐藤紳也会長は「秩父宮での観戦体験を川越でも味わってほしい。多くの人に本物のラグビーの迫力を感じてもらえたら」と呼びかける。

　キックオフ時間は未定。チケットなどの詳細は後日発表予定。