インディーズカルチャーイベント「芋人/IMoZINE(イモジン)(*)」第2回が11月23日、川越・仙波東照宮(川越市小仙波町1)で開催される。主催はphoton(フォトン)(*)編集部。
同イベントは、フォトンが発行する、個人やグループが自由なテーマで制作する自主出版のZINEやクラフトアイテムを展示販売するほか、飲食や雑貨の出店、音楽ライブを通じて、地域とクリエーターをつなぐ場を目指す。6月に初開催し、今回が2回目。
当日は、旅、カルチャー、着物、たい焼き、陶器、詩、日記、東南アジア雑貨などの個性的なテーマが並び、作り手との会話も楽しめる。新たに陶器作家や外国雑貨の出展も加わり、「より多彩な内容になる」という。
ゲストショップには、市内外のクリエーティブな店が集結。市内の間借り喫茶「Teltta」(久保町)やセレクト書店「mibunka」(霞ケ関北4)をはじめ、下北沢の日本茶と焼き菓子店「kakyo」(東京都世田谷区)、古民家カフェ「SUZUKIYA」(本庄市)、大宮のベーグル店「satopokke」(さいたま市北区)などが出店する。
現在プレオープン中で、本とコーヒー、ビールを扱う「VILLAGE」(大手町)が初参加。コーヒーは「COFFEE POST」、ビールは「COEDO」「おとなり」を扱う。地域の多くの人が関わるコンテンツ・コミュニティーであると同時に、街を訪れる人をつなぐ場所を目指す同店。当日はイベント会場内に「ローカルインフォメーション」を共同で開設する。
音楽ライブでは、県内を拠点に活動するシンガー・ソングライターCantanua(カンタヌア)さんをはじめ、弾き語りやDJなど多彩なアーティストが出演。ZINE作家としても活動する出演者もおり、「『読む』『聴く』『見る』を横断的に楽しめるのが特徴」だという。
フォトン代表の渡辺涼介さんは「川越という土地や人とのつながりを意識して準備を進めている。自由な表現に支えられたつながりによって、来場者を含め関わる全ての人の明日が少しでも豊かになればうれしい」と話す。
開催時間は11時~17時。入場無料。雨天決行、荒天中止。
(*)「o」は上に点が2つのウムラウト付き文字。