
川越市産業観光館「小江戸蔵里」(川越市新富町1)で10月1日から、川越名産のサツマイモを使ったソイプロテイン「KAWAGOE IMOTEIN(カワゴエ・イモテイン)」の限定販売が始まった。
同商品は地域のまちづくり会社「まちづくり川越」(新宿町1)が開発したご当地プロテインで、女性チームが企画した「美容と健康を支援する」という新商品。「川越名物のサツマイモの風味を生かし、栄養価と飲みやすさにこだわり、プロテインを日常的に摂取していない層にも続けやすい商品を目指した」。開発は同社の女性チームが担当し、「地域の魅力を発信する商品づくり」をテーマに進めたという。
1食(25グラム)当たり約15.1グラムのたんぱく質を配合。サツマイモ由来のビタミン、カルシウム、食物繊維、葉酸を強化し、植物性乳酸菌を1000億個配合し、豆乳で割るとスイーツのような味わいになるという。製造は三協食品工業(的場)が担当。地域企業との協働で、地元資源を生かした商品化を実現した。
同社企画担当の野村真理子さんは「女性チームが名物サツマイモとプロテインの相性に注目して開発した『自分たちが本当に飲んでみたい美容・健康プロテイン』。地元工場との連携で、川越の新名物として健康習慣を届けていきたい」と話す。10月11日~13日の3日間は同施設内で試飲会も行う。「川越らしい味わいを気軽に体験してもらえれば」と来館を呼びかける。
価格は1袋(500グラム)3,480円。ふるさと納税の各サイトで先行販売しており、蔵里での販売は数量限定。