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川越「りそなコエドテラス」でデフリンピック応援イベント

集合写真

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 11月に開催される「東京2025デフリンピック」の応援イベントが9月23日、「りそな コエドテラス」(川越市幸町)で開催された。主催は全日本ろうあ連盟。

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 「手話言語の国際デー」「手話の日」に行われた同イベント。同連盟協賛の埼玉りそな銀行、主管の埼玉県聴覚障害者協会はこれまでも、ろう学校の生徒向けの金融経済教育や、同施設での手話カフェ開催、従業員向けの手話研修などの実施を通じて、きこえない・きこえにくい人の理解を深める活動を実施している。同イベントでは、デフリンピック出場選手の壮行式を通じた「東京2025デフリンピック」の機運醸成に加え、デフスポーツや手話言語などの体験会実施により、共生社会の実現を目指した。

 当日は、埼玉県から出場するデフリンピック出場選手の壮行式や、坂戸ろう学園(坂戸市鎌倉町)の生徒による和太鼓演奏、デフスポーツや手話言語、国際手話の体験も行われた。同日17時15分からはブルーにライトアップされた。

 堀光敦史埼玉県副知事は手話で「選手の皆さん、東京2025デフリンピックに向けて頑張ってください」、森田はつえ川越市長も同じく手話で「選手の皆さま、頑張ってください」と、それぞれエールを送った。同行の福岡聡社長は「世界に向けて勇気と希望を発信してもらうとともに、自信を持って大会を楽しんでください」と話した。

 当日、デフスポーツ体験でスタートランプを体験した小学生の女児は「長距離は初めてやった。音を聞いてやるのとは違って難しかった」と話していた。

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