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ふじみ野で「あの夏の絵」上演 戦後80年の平和をテーマに

舞台の様子(撮影=宿谷誠)

舞台の様子(撮影=宿谷誠)

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 ふじみ野市ステラ・ウェストホール(ふじみ野市大井中央2)で7月25日、青年劇場による演劇「あの夏の絵」が上演される。

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 公演は、「スマホやパソコンで『いつでも好きな時に』映像が楽しめる時代だからこそ、あえて同じ空間で一緒に作品を体験し、感じたことを語り合う時間の価値を届けて、演劇をきっかけに家族や仲間で語り合ってほしい」という思いから企画したという。

 青年劇場は日本新劇界の先駆者とされる秋田雨雀と土方与志が戦後に育んだ俳優と演出家8人により1964(昭和XX)年に結成された。

 同作品は「戦後80年の平和」をテーマに、広島の芸術系コースの高校生が被爆体験を取材し、その証言を絵に残すという実話を元に青年劇場が制作。祖父母や地域の方の証言を聞く中で、子どもたちが成長し、平和の大切さを考える姿を描き、観客も、その追体験ができる。

 実行委員の土岐幸司さんは「プロの俳優が演じる本格的な作品を、地元ふじみ野で体験できる。心に残る作品になっているので、ぜひ見に来ていただければ」と話す。

 18時開場、18時30分開演。チケットは、大人=3,000円、障害者=1,000円、学生=500円。ステラ・ウェスト、ステラ・イースト窓口、オンライン、実行委員会で取り扱う。

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