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川越・クレアモールに「アクアパーク川越」 魚や爬虫類などを展示

展示中の魚

展示中の魚

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 川越のクレアモール新富町商店街に4月11日、「アクアパーク川越」がプレオープンした。

アクアパーク川越

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 魚や爬虫(はちゅう)類、両生類などの展示を楽しみながら、カフェでの飲食や生き物との触れ合い体験などもできる同店。海水魚の展示では小笠原諸島近海の本物の海水を使う。

 ビル5階にあるエントランスでは、約1000匹のクマノミが泳ぐ中型水槽が利用客を迎える。チケット購入後、リストバンドを手首に着ける。チケットには施設内で使えるコイン1枚が付く。施設内の餌やり体験やカフェの飲食には専用コインが必要。コインは1枚500円で追加購入できる。

 エントランスの奥はカフェエリア。本物の魚が泳ぐ水槽や、爬虫類を展示する特注のガラスケースをテーブルとして使い、「海の中や森の中をのぞくようなスタイル」で飲食を楽しむ。海をイメージした「オーシャンゼリー」(コイン1枚)や、カエルやヘビのキャラクターの形をしたオリジナルの「どうぶつドーナツ」(コイン2枚)などを用意する。

 カフェエリアの奥は、生物展示を住宅に取り入れたアイデアのショールーム。住宅メーカーと協力し、トイレやバスルームにガラスケージをはめ込み、生物を観察しディスプレーできる家を提案する。施設内のトイレの壁には、透明度の高いガラスケージを2つ重なるように配置し、奥に海水魚、手前に淡水魚を展示。実際には共存できない魚が一緒に泳いでいるように見える工夫も施す。

 4階では爬虫類などを展示。大型のトカゲやリクガメ、ヘビなどを展示する。おとなしいヘビなどとの触れ合いや金魚すくい、餌やりなどが楽しめる。人が下に入れる特殊な形のガラスケージの展示では、ケージの下から生物が餌を食べる様子を観察できる。屋上のテラスエリアでは、コイやカメ、白いコールダックや巨大魚のピラルクーも展示。餌やりも体験できる。

 外来種を捕獲するユーチューバーと提携し、ザリガニやオタマジャクシなどを施設内の生き物の餌に利用。餌やりやタッチプールなどの体験型展示で、「生き物を身近に感じてもらいながら、環境について考えるきっかけにしてほしい」という思いを込める。

 経営する「Gaia Japan(ガイアジャパン)」の黒田宇(くろた・たか)社長は「普段は早足で歩く商店街で、ゆっくり足をとめて楽しんでほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は21時まで)。入場料は、一般=2,000円、小学生以下=1,000円、3歳以下無料。プレオープン期間中(4月24日まで)は入場料半額。グランドオープンは4月25日を予定する。

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