川越市内外のサツマイモ農家・飲食店・菓子店などが出店する「コエド芋パーク」が2月15日・16日、蓮馨寺(川越市連雀町)境内で開催される。
川越・蓮馨寺で「コエド芋パーク」 全国のサツマイモグルメが一堂に
「川越の貴重な食文化である『川越いも』の伝統・文化を広めたい」という思いから始まった同イベント。3日間で来場者3万人を記録した昨年に続き、今回が3回目となる。実行委員でJTB川越支店営業課グループリーダーの吉田修さんは「今年は川越特産の『紅赤(べにあか)』を使った『紅赤コンテスト』を実施するほか、学生による商品開発ブース、Eスポーツ体験など、誰でも楽しめるイベントになった」と話す。
出店する28店の中には、全国のサツマイモ関連イベントで受賞歴を持つ店もある。初出店する「壺(つぼ)焼き芋 なべちゃん」はつぼ焼き芋やつぼ焼き芋カップアイスを、「蜜芋処 えんむすび」は焼き芋とタルトやワッフルなどのスイーツを、「ベジパル」は干し芋や焼き芋甘酒を、「芋ようかん 舟和」は芋ようかんや芋どら焼きを、「やきいも処 DOCO 弐番館」は焼き芋を使ったクレープやカレーパンを、「おいも日和」はタルトやパイなどを、それぞれ提供・販売する。
今回初めてチケット制度を導入し、2人のアーティストとコラボ。「自閉症アーティスト」の古川舜一さん、企業にアート社員として勤務する杉田大河さんがチケットデザインを担当した。
吉田さんは「冬の川越をホクホクに熱く盛り上げる『コエド芋パーク』に、全国からサツマイモグルメが集結する。サツマイモ好きな方もそうでない方も、ぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場料は500円(中学生以下無料)。小雨決行、荒天中止。