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川越で「くらしをいろどるファーマーズマーケット」 来場者数の記録更新

大勢の人が訪れた「くらしをいろどるFarmer’s Market」会場

大勢の人が訪れた「くらしをいろどるFarmer’s Market」会場

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 地元の農家・飲食店・菓子店・雑貨店などが出店する「くらしをいろどるFarmer’s Market(ファーマーズマーケット)」が12月8日、ウエスタ川越交流広場とウニクス川越にぎわい広場(以上、川越市新宿町)で開催され、大勢の人でにぎわった。

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 青空が広がる冬晴れの日曜日、地元産の採れたて野菜などを求める人が会場に詰めかけた。さまざまなジャンルの地元事業者100店が集まり、川越の魅力を発信する12月の恒例イベント。売り切れる前にと次々に野菜に手を伸ばす人、飲食メニューや菓子を求めて行列に並ぶ人などで、会場全体が熱気に包まれた。主催する「川越Farmer’s Market」が公式に発表した来場者数は、昨年の1万5000人を大幅に上回る1万9000人で、過去最多となった。

 入り口正面にブースを構える「赤一商店」は、一部の野菜が昼前に完売。代表の小野さんは「年々人が増え、来場時間も早くなっている。明らかにこのイベントを目指して来ているのが分かる。たくさん用意したが、足りないかも」とうれしい悲鳴を上げる。出店者同士のコラボメニューも多く、地元農家の野菜を使ったメニューや菓子を販売する飲食店や菓子店が、互いの商品をブースに並べて販売する様子も見られた。

 ワークショップの出店も多く、小さな子どもから大人まで大勢が参加し楽しんだ。北欧ビンテージ食器などを販売する「bero弁天長屋」は、真ちゅうをたたいて作るキーホルダーのワークショップを行った。両親、兄と一緒に川越市内から遊びに来た6歳の男児は、店の人のサポートを受けながら金づちで慎重にプレートをたたいて打ち目を付け、オリジナルのキーホルダー作りに取り組んだ。

 会場にはテーブルと椅子を置いた飲食スペースのほかブルーシートを敷いた飲食スペースも設け、その場で購入したメニューを広げてピクニックを楽しむ家族連れも多く見られた。購入時にもらえるシールやスタンプを集めて参加する「おいしい川越シールラリー抽選会」も注目を集め、終日行列ができた。

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