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埼玉・鶴ヶ島市がPRムービー公開 「脚折雨乞」テーマに、パラパラ漫画の手法で

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 竹と藁で作られた30メートル以上の龍神を大勢で担いで練り歩く、埼玉県鶴ヶ島市の伝統行事「脚折雨乞(すねおりあまごい)」をモチーフとした公式PRムービーが現在、ネットで話題になっている。

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 同作品は鶴ヶ島市が「パラパラ漫画」製作会社「アトムストーリー」と協力し、市への定住促進や知名度の向上を目的として制作したもの。

 市公式ホームページを通じ公開した同動画は、同市で4年に一度行われる国の選択無形民俗文化財の伝統行事「脚折雨乞」をモチーフとした男女のラブストーリーを描く。3月30日にアップロード後、10日間で再生回数6万回を超えるなど、話題を集めている。

 市では当初、PR動画を実写で撮影する案もあったが、職員の「アニメーションであれば撮影季節や時間帯などの制約がなくなるため、パラパラ漫画を動画にして市のPRをするのはどうか」との提案がきっかけで「パラパラ漫画」の手法を取り入れた今回の動画製作が決まったという。

 市政情報課の永井さんは「鶴ヶ島市は近隣にある川越市などの影に隠れがちなので、より多くの方に『鶴ヶ島市』という存在を知ってもらえるきっかけになれば。たくさんの方にご覧いただいてありがたい」と話す。「公開してから予想外に動画の広まりが早く、驚いている」とも。

 「脚折雨乞」行事は8月7日に開催する予定。

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