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川越モスクでイスラム文化交流イベント

プレゼントのお菓子

プレゼントのお菓子

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 春休み中の子どもを対象にした異文化交流イベント「アラビアンホリデイ川越ランチ会」が3月27日、川越モスク(川越市大仙波)で開かれる。

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 一昨年にも都内で開かれた同イベントを主催するのは、川越市在住でアラブ・イスラム圏の商習慣やビジネス、文化を伝える活動を展開するアラブ・コンサルティングサービス代表の岩口龍児さん。今回は岩口さんの地元、川越で開く。

 岩口さんはサウジアラビア、スーダン、イエメンの大学などで学んだ後、マレーシアとサウジアラビアの現地企業を経て同社を設立。日本企業へのアラブ進出支援を手掛けている。同時にブログやイベントを通じてアラブ・イスラム社会の理解を深める活動を続けており、将来はアラブに日本式の学校を作ることを目標に掲げ活動している。

 当日は、小学生から中学生とその保護者を対象に、川越モスクや埼玉モスクの子どもたちが参加し、イスラム圏の料理やゲームなどで子どもたちの交流を図るほか、珍しいアラブのお菓子のプレゼントも用意する。

「パリの同時テロなどイスラム教徒やアラブの人たち対して偏った考えを持つ人も多いと思うが実際はそうではない。近年は特にマレーシアやインドネシア、ブルネイなどイスラム圏からの訪日観光客やビジネスマンが増えている。川越市民で外国と縁がない子どもたちが、アラブやイスラムをルーツに持つ子どもたちと交流することで、普段知る機会がなく、学校でも教わることがない異文化を学び、真のおもてなしを身に付ける機会にしてほしい」と話す。

 開催時間は13時30分~15時30分。参加費は、子ども=500円、大人=1,000円(共に昼食代含む)。申し込みは岩口さん(TEL 090-6189-4948)まで。フェイスブックページでも受け付ける。

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