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川越で「くらしをいろどるファーマーズマーケット」 農家・飲食店など100店集結

前回の「くらしをいろどるFarmer’s Market」で販売した地元野菜

前回の「くらしをいろどるFarmer’s Market」で販売した地元野菜

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 「ウエスタ川越交流広場&ウニクス川越」(川越市新宿町)で12月4日、地元の農家、飲食店、菓子店、雑貨店などが多数出店する「くらしをいろどるFarmer’s Market」が開かれる。

前回の「くらしをいろどるFarmer’s Market」(ウエスタ川越交流広場&ウニクス川越)

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 「For My Family~川越の農産物でつなぐ、ヒト・コト・モノ~」をテーマに、市制施工100周年記念事業として開く同イベント。「ファーマーズマーケット」「和くわく市&河越お茶日和」「お菓子マーケット」「肉フェスティバル」「お芋フェスティバル」など、これまでに開かれたイベントを全て合わせた形となる。それぞれのイベントの出店者に初出店の事業者を加え、過去最大規模の100店が参加する。

 同イベントはコロナ禍前の2019年まで、毎年冬に開いていた。主催する「川越Farmer’s Market」イベント担当の石川さんは「『川越の農家・農業を知ってもらう』のが本来の目的だが、今回はそれにとどまらず、100店が集まり川越の魅力をアピールする。川越最大規模のイベントで、来場者数も1万人以上を見込み過去最多となる。会場中が川越の出店者で埋まり、『川越テーマパーク』のようになるのが見どころ」と話す。

 3年ぶりの開催とあって新規オープンや初出店も多く、「そうした店と出合えるのも今回のイベントの魅力の一つ」だという。市内で350年以上続く農家「ふちな農園」は、サツマイモや里芋、ホウレンソウなどの冬野菜、川越市駅前のカジュアルフレンチ「ブラッスリー カテリ」は、川越産ホウレンソウを使ったキッシュなどを販売予定。8月にオープンした「HOUKAGOキッチン-teacher’s-」は「肉汁鶏餃子(ギョーザ)」などを、6月オープンの邸宅カフェ「メゾン・ド・ルーテ・リブランテ」は、川越産フルーツや野菜を使ったスコーンやオリジナルチョコケーキを販売する。「お花と雑貨のお店 hanahaco」は、花手水(ちょうず)やサツマイモせっけん作りのワークショップを行う。

 当日は川越の菓子やビールが当たる、外れなしの「おいしい川越シールラリー抽選会」も実施。川越産農作物に貼られた「おいしい川越」のロゴマークシール5枚で1回抽選に参加できる。米や乾物、缶詰や日用品など、家庭で使わないものを寄付する「フードドライブキャンペーン」も同時に行い、先着300人に抽選チケット1枚を進呈する。「地域で取り組むSDGs」として川越商店街連合会が実施している、生活困窮者支援とフードロス削減を目的としたフードパントリー事業の一環で行う。

 石川さんは「出店数100店での開催は3年ぶり。みんなで力を合わせて川越の魅力を発信する。『今の川越』が体感できると思うので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時。小雨決行、荒天中止。

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